背守りに祈りを込めて。
2011年 04月 29日
アンティークの子供の着物の背によくついている不思議な縫い取り。それが、「背守り」です。昔の人は着物の背の縫い目が魔を除けてくれると考え、背に縫い目のない子供の着物には糸で素朴な刺繍を施すことによって、子供の無事と成長を願ったのだそうです。
オハリコのじんべいは、肩揚げを出していくことで何年か着られるように、背縫いのある仕立てになっていますが、それでもちいさなその背中にひとつ願いを込めた背守りをつけてみたら…。
今回、背守りをこんなにかわいいワッペンの形に作ってくれたのは、ミシン刺繍作家のTablier Plusさんです。オハリコフジヲのじんべいに、プラスして特別な一着にするのはいかがでしょうか。ワッペンは単品で販売しますので、Tシャツにつけたり、バッグにつけたり、楽しい使い道、みつけてくださいね。
富士。日本一のパワーをもらって。
富士山、モチーフとしてとても好きなのです。今回のイベント、別のスペシャルな富士山グッズも登場します。またご紹介しますね。
こうもり、意外と思われるかもしれませんが、中国語で「幸福」の音と重なることから、幸運のモチーフとして、着物にもよく使われています。家紋の「光琳蝙蝠」の図案です。愛嬌者でしょう?
星も魔除けの代表的な図案です。線の交差する「目」が邪気を払います。
折り鶴。長寿、健康の祈りをこめて。可憐…!
結び文。おみくじや手紙のモチーフです。願い事がかないますように。縁が結ばれますように。親の願いや祈りを結んで。
大人でも欲しくなる、幸運のモチーフワッペン、数に限りがありますので、お早めにどうぞ〜。
by oharicofujio
| 2011-04-29 07:46